本日はマーケティングの心理学“ソーシャルプルーフ”についてです!
なにそれ?ということですが、はやい話が『ひとは多数派の意見に流されやすい』
ということです。
「あるものに対して多くの人が賛同している場合、
そのものに対する評価が甘くなったり、
自身もよく分からないまま信用してしまったりする」という効果を意味します。
「有名モデルの◯◯おすすめ」「業界売上No.1」などのコピーを見かけて、
ついクリックしてしまった経験はないでしょうか。
例えば、「ダイエットをしたいな」と考えている時に自分の知っているモデルが
広告塔となっているダイエット商品を目にしたとします。
すると、「あの有名モデルの◯◯がおすすめしているならダイエットに成功するかもしれない」
と商品に対して信頼を持つようになります。
この他ソーシャルプルーフは商品だけでなく、サービスや記事など、多くのケースで活用されています。
質の高いソーシャルプルーフを集めることは、ユーザーの購買行動などを促すカギとも言えます。
外壁塗装リフォーム店様がビジネスユーザーに行動を促したい時には是非、有効活用したいものです。
そこで、ソーシャルプルーフ活用する3つの方法をご紹介します。
1.専門家による評価や○○地域No.1の称号
「〇〇の専門家が推薦」「〇〇大学の研究で効果が実証された商品」や
「お客様満足度No.1」などの広告を目にしたことはありますか?
特定の分野に精通している専門家の評価は、社会的にも信頼のおけるものです。
大学や研究所など専門的な知識があり、ある程度の権威を持っている人の評価は信頼性が高いため、
ユーザーに行動を促すきっかけの1つとなり得ます。
2.有名人の起用
全国にたくさん支店のある有名なガイソーさんのボランタリーチェーン店さんの広告には
昭英さんを起用している広告をよく目にされたこともあると思いますが、
広告に有名人を起用する例がこれにあたります。
有名人を起用する一番のメリットは「覚えてもらいやすいこと」です。
あの有名人が使っていた化粧品、あの有名人が使っている小物、
といったように、有名人と一緒に覚えてもらうことで好意的なイメージを
持ってもらえることが大きな強みです。
近年では、TwitterやInstagramなどで活躍しているインフルエンサーに依頼する例もあります。
3.お客様の声や友人、家族などのオススメ
人間が最も信頼をおける情報源は、本人の身近にいる人物、つまり家族や友人です。
家族や友人の口コミは、誇大されていないリアルな情報を得ることができます。
しかし、口コミを伝播させることは簡単ではありません。
それだけに身近な人の口コミは、信頼度はダントツで高いソーシャルプルーフです。
最後にソーシャルプルーフを活用する3つの注意点も合わせてご紹介いたします。
1.肯定的なお客様の声のみを取り上げない
レビューのアピールをする時は、つい肯定的な意見ばかりを取り上げたくなってしまいます。
しかし肯定「のみ」を取り上げることは、むしろ逆効果になります。
万人にとって完璧な商品、サービスは多くありません。
つまり全面的に評価されているレビューよりも、賛否両論あるレビューのほうが信頼しやすいのです。
より信頼してもらえるレビューにするためには、良い感想も悪い感想もしっかり掲載することが重要です。
2.誇張表現に注意する
自社の良さや商品の良さをアピールする際、誇張表現になってしまっていないかのチェックが必要です。
表現方法を考えることは非常に重要ですが、ユーザーに誤解を与えるような表現になってしまわないよう
注意が必要です。
3.第三者目線を意識する
ソーシャルプルーフが一番効果を発揮するのは、自分と利害関係のない第三者の多数派の情報です。
お客様の声でも、もちろん嘘はないと思いますが、あまりにも自社の信者のようなファンの方の意見ばかり
掲載しても逆に、本当にそんないいの?と疑いを持たれてしまうこともあるかもしれませんので要注意です。
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