こんにちは。
ドイツの化学メーカーBASFが2021年10月~2021-22年版の
自動車カラートレンド予測を発表し、
その説明会が横浜市にあるBASFジャパンの工場にて開かれました。
カラートレンド予測は今後3年から5年のあいだに自動車のボディーカラーの
傾向へ影響を及ぼす社会的変化や技術の進展などを分析し、
複数の色サンプルとともに発表しています。
これらは、自動車メーカーが新車のカラー展開を検討する際の
参考になります。
カラートレンド予測では、複数のカラーサンプルの中から
さらに、国ごとの人気カラーが設定されています。
日本を含むアジアの人気カラーとしては「MOBIUS(メビウス)」と出されておりました。
「ライトブルーと暖かみのあるブラウンの要素を合わせ持っている」
「見る角度によって変化する」という、はっきり何色と表現しがたい色です。
また、BASFに限らず、他の塗料メーカーも、
世界中でどのようなカラーの車が多く走っているか、
その割合を毎年のようにレポートしており、それは「白が何%、黒が何%」というように、
全ての何らかの色に分類されて集計されています。
しかし実際には、白や黒でも様々な要素を併せ持つ色や、
今回のように何色か形容しがたい中間色が増えているのが実態とのことです。
自動車メーカーから、「色が変化する顔料」のオーダーも増えました。
もう「〇〇色」という固有名詞すら変化する時代に突入してきているのかもしれませんね!
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創業60余年塗料専門商社コジマヤグループ
コジマヤ興業(株)リフォーム支援事業部
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