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外壁塗装の専門誌 2025.04.12

塗装業者の大規模修繕への参入!豊富な施工件数と高い利益率を実現する成功戦略

既存事業での成長に天井を感じ、新たな収益の柱を模索されている塗装業の皆様にとって、大規模修繕市場は非常に魅力的なフロンティアとなり得ます。
建物の寿命や資産価値の維持に不可欠なこの市場は、専門的な技術と知識を持つ塗装業の強みが活かせる領域であり、事業拡大と高収益化の大きな可能性を秘めています。
しかし、未経験の市場への参入には、入念な準備と確かな戦略が不可欠です。
今回は、塗装業が大規模修繕市場で成功するための具体的な要因、そして成果を上げるためのノウハウを、段階を追って解説していきます。

 

塗装業が大規模修繕市場へ参入する成功要因

 

参入で得られる事業拡大と高収益の可能性

 

塗装業が持つ、建物の構造や材質に関する深い知識、そして日頃から培ってきた施主や管理組合との信頼関係は、大規模修繕市場への参入において強力なアドバンテージとなります。
この市場は、建物の老朽化に伴い、今後も安定した需要が見込まれており、一棟あたりの工事金額が数千万円から数億円に及ぶことも珍しくありません。
特に、塗装工事に加えて防水工事やシーリング工事などを包括的に提供することで、平均単価1,000万円を超える案件も十分に視野に入り、塗装事業だけでは到達し得なかった事業規模の拡大が期待できます。
さらに、専門性の高いサービスを提供することで、適正な利益率を確保しやすくなり、高収益体質を築くことも現実的な目標となります。

 

ターゲットオーナーに響く専門ブランドの確立方法

 

大規模修繕市場に参入する上で、塗装業から「建物のプロフェッショナル」「資産価値向上パートナー」といった、より専門的で信頼性の高いイメージへとブランドイメージを転換させることが極めて重要です。
アパートやマンションのオーナー、管理組合が最も重視するのは、建物の長期的な安全性、耐久性、そして資産価値の維持・向上です。
そのため、自社の技術力や過去の塗装実績を、大規模修繕の観点から具体的に訴求する必要があります。
例えば、建物の劣化状況を正確に診断する能力、最新の建材や工法に関する知識、そして施工後の長期保証体制などを、専門的なウェブサイトやパンフレット、提案資料を通じて明確に提示し、オーナーの不安を払拭し、安心感を与えるブランド構築を目指すべきです。

 

成功へ導く参入初期のロードマップ

 

大規模修繕市場への参入を成功させるためには、段階的かつ着実なロードマップの策定が不可欠です。
まず、市場調査を通じて、競合他社の動向、市場のニーズ、関連法規などを深く理解することから始めます。
次に、自社の強み、弱み、保有リソースを客観的に分析し、参入初期に注力すべきターゲット顧客層(例:築年数の浅い小規模マンション、特定のエリアなど)を明確に絞り込みます。
必要な許認可、保険、専門資格(建築士、施工管理技士など)の有無を確認し、不足している場合は取得や外部連携を検討します。
商品・サービスラインナップの初期開発では、診断から塗装、防水、シーリングまでをパッケージ化した、比較受注しやすいメニューを準備することが推奨されます。
さらに、営業、見積もり、現場管理といった初期体制を整備し、まずは小規模な案件から実績を積み重ね、顧客からのフィードバックを元に継続的な改善を図っていくことが、着実な成長への道筋となります。

 

 

 

豊富な施工件数と高い利益率を実現する大規模修繕の戦略は?

 

競合優位を築く商品設計と価格設定

 

豊富な施工件数と高い利益率を実現するためには、競合他社との差別化を図る商品設計と、それを裏付ける適正な価格設定が鍵となります。
単に塗装工事を行うだけでなく、建物の耐久性向上、省エネルギー化、美観の回復といったオーナーが求める価値を最大化するような、カスタマイズ性の高い商品設計が求められます。
例えば、建物の構造や劣化状況に合わせた最適な塗料選定、高機能な防水材やシーリング材の提案、さらには長期修繕計画に基づいた段階的な改修プランの提供などが考えられます。
価格設定においては、材料費、労務費、間接費、そして適正な利益を詳細に算出した上で、提供する付加価値に見合った価格を設定することが重要です。
これにより、安価な価格競争に巻き込まれることなく、高い粗利率を維持しながら、オーナーからも選ばれる存在となることができます。

 

アパート・マンションオーナーに選ばれる集客・営業手法

 

アパート・マンションオーナーに選ばれるためには、彼らが抱える課題やニーズに寄り添った集客・営業手法を展開する必要があります。
オーナーは、建物の資産価値向上、入居率の維持・向上、そして長期的な修繕コストの抑制に関心が高い層です。
そのため、Webサイトでは、塗装技術だけでなく、建物の診断能力、専門知識、施工実績、保証体制などを具体的に提示し、信頼性を高めることが重要です。
SEO対策や地域に特化した広告運用に加え、管理会社や不動産業者との連携による紹介ルートの開拓も有効です。
営業プロセスにおいては、無料の建物診断や詳細な見積もり作成を通じて、オーナーの疑問や不安を丁寧に解消し、信頼関係を構築していくことが不可欠です。
提案資料は、専門用語を避け、ビジュアルに訴えかけ、修繕によって得られるメリットを具体的に示すことで、オーナーの意思決定を後押しします。

 

高収益体質を支えるオペレーション構築の秘訣

 

多くの受注をこなし、かつ高い収益性を維持するためには、効率的かつ強固なオペレーション体制の構築が不可欠です。
まず、プロジェクトマネジメントシステムを確立し、各案件の進捗状況、品質、安全、コストをリアルタイムで管理することが重要です。
ITツールを活用した施工管理アプリの導入は、現場と事務所間の情報共有を円滑にし、生産性向上に大きく貢献します。
また、精度の高い原価管理は、見積もり段階でのロスを最小限に抑え、仕入れルートの最適化や協力会社との連携強化を通じて、コスト削減を図ります。
職人の技術力向上と安全教育を徹底し、標準化された施工品質を維持することで、顧客満足度を高め、クレーム発生を抑制することも、間接的に収益性を向上させます。
これらのオペレーションを継続的に見直し、改善していくPDCAサイクルを回すことが、高収益体質を支える基盤となります。

 

 

まとめ

 

今回は、塗装業が大規模修繕市場へ参入し、事業拡大と高収益を実現するための戦略を解説しました。
成功の要諦は、ターゲットオーナーに響く専門ブランドの確立、競合優位を築く商品設計と価格設定、そしてオーナーに選ばれる集客・営業手法、さらには高収益体質を支えるオペレーション構築に集約されます。
塗装業が持つ建物の知識や技術、顧客との信頼関係といった強みを最大限に活かし、これらの戦略を段階的に、かつ計画的に実行していくことで、貴社は新たな成長ステージへと歩みを進めることができるでしょう。
この有望な市場への挑戦は、貴社の未来を大きく変える可能性を秘めています。

 
 

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