コジマヤ興業 外壁塗装リフォーム支援事業部のセミナー情報・お知らせ・外壁塗装の専門誌

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外壁塗装の専門誌 2025.10.05

塗装工事の品質管理は何を見るべき?重要な項目を解説します

塗装工事は見た目だけでなく、建物を長期的に守るために欠かせない工程です。
しかし品質管理を怠ると、仕上がりの差や耐久性の低下といった問題がすぐに表面化します。
どの工程でどんなチェックが必要かを明確にすることで、安定した品質が実現できます。
また、仕組みとして品質管理を定着させることができれば、現場ごとのばらつきも防げます。
今回は、品質管理で重視すべき項目と仕組みづくりについてご紹介します。

 

塗装工事における品質管理の重要項目とは

 

下地処理の確認項目

 

塗装の耐久性を大きく左右するのは下地処理です。
高圧洗浄での汚れ除去や旧塗膜のはがれ確認は必須で、これを怠ると新しい塗料が密着しません。
ひび割れや欠損部分を補修してから塗装に進むことで、後の不具合を防げます。

 

塗料の選定と取り扱いのチェック

 

建物の材質や立地環境に適した塗料を選ぶことが基本です。
また、使用期限や保管状態を守らなければ性能が落ちます。
希釈率や攪拌方法を誤ると仕上がりや耐久性に直結するため、取り扱いにも注意が必要です。

 

施工環境と安全管理の確認点

 

気温や湿度は塗料の乾燥に影響するため、施工条件を満たしているか確認することが重要です。
雨天や強風時には作業を避ける判断も求められます。
さらに、現場での安全対策が不十分だと事故やトラブルにつながり、品質以前に信頼を損ねる要因となります。

 

仕上がり検査で見るべきポイント

 

塗りムラや気泡、艶の有無など、目に見える仕上がりの確認は必ず行うべきです。
塗布回数や膜厚もチェック対象に含め、仕様通りに仕上がっているかを確認します。
完成時点での検査を徹底することで、引き渡し後のクレームを大きく減らせます。

 

 

塗装工事の品質管理を徹底する仕組みづくり

 

品質管理チェックリストの活用

 

現場ごとに確認すべきポイントをリスト化することで、抜け漏れを防げます。
各工程で記録を残す習慣をつければ、トラブル時の原因追及にも役立ちます。

 

工程ごとの記録と報告の徹底

 

作業前後の写真や進捗報告を残すことで、施工の透明性が高まります。
記録を共有することで、管理者と現場作業者の認識を一致させることができます。

 

教育と意識向上による品質安定

 

作業者のスキルや意識の差が品質に直結します。
定期的な研修やミーティングを通じて、品質管理の意義を浸透させることが必要です。
全員が「品質は自分の責任」という意識を持つことで安定した仕上がりが実現します。

 

定期的な検査体制の導入

 

社内外のチェックを定期的に実施することで、品質レベルを客観的に把握できます。
検査を習慣化することが、改善点の発見や再発防止につながります。

 

 

まとめ

 

塗装工事の品質は、下地処理や塗料の管理、施工環境、仕上がり確認といった基本項目の徹底で大きく左右されます。
これらを現場で確実に実行するには、チェックリストや記録の仕組みが有効です。
さらに、教育や定期的な検査を通じて全員の意識を高めることが欠かせません。
品質管理は一度の工事だけでなく、継続的に改善し続ける仕組みとして定着させることが大切です。

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