
外壁塗装の現場調査後、
「とりあえず写真を送って終わり」
「手書きメモをExcelにまとめている」
こんな現場報告書になっていませんか?
実は、現場報告書の質=お客様からの信頼度と言っても過言ではありません。
本記事では、リフォーム・外壁塗装店向けに、
-
現場報告書の正しい作り方
-
必ず入れるべき項目
-
よくある失敗例
-
現場をラクにする考え方
を、現場目線でわかりやすく解説します。
なぜ外壁塗装の現場報告書が重要なのか?
現場報告書は、単なる「記録」ではありません。
現場報告書の役割はこの3つ
-
お客様への安心材料
-
見積・工事内容の根拠
-
クレーム・トラブル防止
特に外壁塗装では、
-
劣化状態が分かりづらい
-
専門用語が多い
-
工事前後の違いが伝わりにくい
という特性があります。
だからこそ、
「分かりやすい現場報告書」=信頼される業者
になるのです。
外壁塗装の現場報告書に必ず入れるべき7項目
① 建物の基本情報
-
建物種別(戸建て/アパートなど)
-
築年数(分かる範囲でOK)
-
立地条件(日当たり・周囲環境)
👉 後から見返したときの判断材料になります。
② 外壁材・屋根材の種類
例:
-
外壁:サイディング(窯業系)
-
屋根:スレート
塗料選定・工法判断の基礎情報なので必須です。
③ 劣化状況の詳細(写真付き)
-
チョーキング
-
クラック(幅・長さ)
-
塗膜剥離
-
シーリング劣化
👉 写真+簡単なコメントが重要
❌ 写真だけ貼る
⭕「北面は日当たりが悪く、チョーキングが進行」
④ 補修が必要な箇所
-
クラック補修の要否
-
シーリング打ち替え/増し打ち
-
下地補修の有無
👉 見積ズレ防止に直結します。
⑤ 塗装工事の注意点
-
足場設置時の注意
-
近隣配慮ポイント
-
工期に影響しそうな要素
⑥ 推奨工事内容(理由付き)
NG例:「外壁塗装一式」
OK例:「既存塗膜の劣化が進行しているため、下塗りを強化した3工程を推奨」
👉 理由を書くことが信頼につながります。
⑦ 写真一覧(整理された状態)
-
正面/側面/背面
-
劣化部アップ
-
全体写真
**「どこを撮った写真か分かる」**ことが重要です。
よくあるダメな現場報告書例
❌ 写真が多すぎて何が言いたいか分からない
→ コメントが無いと意味が伝わりません。
❌ 職人向けの専門用語だらけ
→ お客様目線で説明する意識が必要。
❌ 手書き・Excelで情報がバラバラ
→ 写真・メモ・判断が分断されがち。
現場調査・報告書作成が大変になる理由
多くのリフォーム店様から、こんな声を聞きます。
-
現場調査に時間がかかりすぎる
-
写真整理が面倒
-
営業と現場で情報が共有されていない
-
報告書作成が属人化している
実はこれ、やり方の問題ではなく「仕組み」の問題です。
現場報告書は「現場で完結」させるのが理想
最近では、
-
現場で写真を撮り
-
チェック項目を選択し
-
コメントを入力するだけ
で、そのまま現場報告書として使える仕組みを導入する会社も増えています。
これにより、
-
調査時間の短縮
-
記録漏れ防止
-
誰でも同じ品質の報告書
が実現できます。
コジマヤ興業では、現場調査をラクにするために作った仕組みがあります
私たちは塗料販売だけでなく、
リフォーム・外壁塗装の現場を間近で見てきた立場として、
「現場調査と報告書作成が、もっとラクにならないか?」
という課題から、
現場調査をカンタンに行えるシステムを提供しています。
特徴は、
-
現場で使いやすい
-
ITが苦手でも迷わない
-
報告書作成までがスムーズ
という点です。
👉 詳しくはこちら
まとめ|現場報告書を変えると、受注率も変わる
-
現場報告書は「作業」ではなく「信頼づくり」
-
正しい項目と伝え方が重要
-
属人化を防ぐには仕組み化がカギ
もし、
-
現場調査が大変
-
報告書作成に時間がかかる
-
営業と現場の情報共有に悩んでいる
そんなお悩みがあれば、
一度「現場調査のやり方」そのものを見直してみてください。









