外壁塗装の標準プラン設定について弊社のお客様であるリフォーム店様から
ご質疑を受けることがございます。
やっぱり重要なのは『値ごろ感!』
この値ごろ感をどう与えるかによって変わってきます。
本日は具体例を挙げて書いていきます!
価格設定の考え方のご参考にして頂ければ幸いです。
①安すぎると怪しい。事例
宝石は男性目線ですと、単なる石ころでしかないため、
特に価格設定において参考になる事例が多いです。
ターコイズというブルーのトルコ石のジュエリーをご存知でしょうか?
これを最初に売り出したジュエリーショップの社長が、あまりにも売れないため、どんどん価格を下げましたが
それでも売れず、仕方なく最終的に店長に“全部価格を1/2に!”というメモ書きを残して、仕入れに出ました。
そして社長がお店に帰ってきたら、ものの見事に完売していたのですが、驚いたのは、店長が社長からのメモを、
“全部価格を2倍に”と読み間違え、逆に価格を2倍にしたら飛ぶように売れたという事例です。
ターコイズをはじめて見たお客さんは青くキレイな石だという認識はあったものの、『石』に変わりはありませんので
安いことに逆に不信感を持ち、全然売れなかったが逆に高くした方が安心して買ってもらえたという事例です。
②いい商品なのはわかるけど、他社と比較して高くて買われない。事例
CMでもよくやっている『スタサプ』というアプリをご存知でしょうか?
正式には『スタディサプリ』というアプリです。
こちら今は大ヒットしておりますが、サービス開始当初の価格は月額5,000円でした。
もちろん事前にアンケートをとったりし、家庭教師や塾にかかる毎月の費用を調査し
価格設定はしたのですが、ユーザーが比較するのはそこではなく、月額制ネットサービスという業界での
お値ごろ感という比較はAmazonプライムやHuluなどとのグループと合わせなければいけないと軌道修正し、
月額980円としたことで、急激に登録者数が伸びたという事例です。
③高いけど、欲しい!事例
こちらの良い事例は電化製品にあります。
やはり独自性があり、唯一無二で相見積もりにならないもの。というのが絶対条件!
尚且つユーザーが、自社のファンになってもらわなければいけません。
具体例を挙げるとapple社の商品です。
apple社製商品はスマホやPCだけに留まらず充電器などその他の付属品から、
なにからなにまでapple専用商品にしています。
またご存知の通り、少し割高です。
にもかかわらず、新商品が出るたびにアップルストアの前には長蛇の列が作られます。
上記3つの事例から①、②、③の間の価格帯が『お値ごろ価格』となり得るところのラインと想定します。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
こちらの外壁塗装情報誌と類似の記事はコチラ↓↓
■『商品を売るのではなく、その商品を使ったことにより得られる“未来”を売る!』