弊社の地元であります静岡県浜松市の名産品。
そうです!浜名湖産うなぎです!うな重です!
松竹梅のメニューを前にし、
『松はちょっと贅沢かぁ~』
『でも梅はちょっと寂しいなぁ~』
悩みぬいた結果、
『よし!竹にする!』
と、ほとんど竹に落ち着く。
人は、ひと目で明確な違いが分からない選択肢が3つある場合、
多くの方が真ん中を選ぶ傾向にある。
これは、もしも竹がなく、松と梅の2択のみの場合は、
松と梅を選ばれる方が半々になることが予想されます。
選択肢を3つにし、竹を追加するだけで真ん中の価格帯が一番選ばれます。
ただ選択肢を3つにし、中間の価格帯である『竹』を追加した以外、何も変えていないのに、です。
また、オリジン弁当を展開するオリジン東秀株式会社が2012年に
幕の内弁当を従来までの1種類(450円)のみから、
並(450円)・上(490円)・特上(690円)と3種類に増やしたところ
上(490円)が一番ヒットし、幕の内弁当の売れ行きは対前年度比78%増になったのは有名な話です。
これを、外壁塗装プランに落とし込むと
リーズナブル(シリコン)・スタンダード(フッ素)・プレミアム(無機)にも言えます。
こうすると恐らく松竹梅の原理に落とし込むと竹であるスタンダート(フッ素)が一番人気になるわけです。
また、この原理を応用して、
ライト(シリコン)・リーズナブル(フッ素)・スタンダード(無機)・プレミアム(無機)
と例えば以下のような4プランに増やすとします。
ライト(プレミアムシリコン)・リーズナブル(水性セラタイトF)・スタンダード(PB無機塗料)・プレミアム(シェラスター2)
このように一見、選択肢を、ただ増やしただけではありますが、
同じものでも見せ方を変えることで選択や価値観が変わる現象を
行動経済学ではフレーミング効果と呼ばれています。
外壁塗装プランを考える時にはこのフレーミング効果を使うことも重要なのかもしれません。
そう考えると普段何気なく選んでいる、うな重の松竹梅もじつは重要な価格戦略だったんですね!
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