リフォーム会社及び工務店の社長様へ
脳が「決定疲れ」を起こしていませんか?
■決定回数の増加で脳が「決定疲れ」を起こします!
実は私たちの生産性を制約する脳の癖があります。
それは「すべてをやる」という癖です。
時間・お金や体力が限られていることは、誰もが頭では知っているにもかかわらず、
それでも「やりたいことはすべてやろう」という無謀な考えが湧き出てくることがあります。
この考えがある以上、生産性の向上は見込めません。
「すべてをやる」という脳の癖は、科学的にあなたの生産性や判断能力を下げることが証明されています。
オバマ元アメリカ大統領は、ほぼ毎日同じ色のスーツしか着なかったといわれています。
またアップル創業者のスティーブ・ジョブズも常に黒のタートルネックにジーンズというスタイルでした。
彼らに限らず、多くの成功者の中でも、着るものなどをあらかじめ決めている人は珍しくありません。
彼らにとっては、ほかに決断をしなくてはならない重要な事項があるので、
できるだけ決断の数を減らす必要があると考えているのです。
人は決定する事柄が多くなると、判断をつかさどる脳が疲労して、決定の質が低下することが科学的に明らかになっています。
これを、心理学では「決定疲れ」と呼んでいます。
決定疲れの要因は2つあります。
1つが、意思決定を長時間繰り返したあとには、個人の決定の質が低下するという現象です。
これは、どんな服を着るのか、何を食べるのかなど日常生活のどんな小さな決断でさえも同様で、
数が増えれば増えるほど決定の質が低下するといわれています。
もう1つが、意思決定の回数が増えれば増えるほど、意思決定能力が下がるという現象です。
私たちは普段の生活の中でも約2万回の判断を行っているといわれています。
膨大な情報が飛びかう現代ではなおさら様々な情報に対して、意識的、無意識的にかかわらず多くの判断をしています。
判断の数が増えれば増えるほど、脳は決定疲れを起こし、良質な判断ができなくなっていきます。
ですので、まずはそれらの情報や選択肢を最小限に削って、あなたが行う判断の回数を減らすようにしていきます。
それが、「やらないことを決める」ということです。
やらないことを決めると、新しい情報が入ってきても、「やるか」「やらないか」の判断をする必要はなくなります。
頭ではすべてをやることが不可能だと知っているのに、
やらないことを明確にできないのは「もしかしたら、いつかすべてをやれるかも」という願望によるものです。
ですが、それは果たされることのない願いです。
まずはこの希望を打ち砕くところから始めてみるのはいかがでしょうか。
つまり、あれやこれやと「やること」を増やすのではなく、
まずは何を「やらない」かを明確にして、それを容赦なく切り捨ててみるとシンプルに力のかけ方も
効率よくなるかもしれません!
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